
院長通信HOSPITAL DIRECTOR’S NEWSLETTER
院長通信Vol.3 院内感染対策と、今後の外来診療について(2026年10月)
前回に引き続き、今回も感染症についてお話ししたいと思います。
2か月ほど前から、近隣の高齢者施設で新型コロナウイルス感染症が広がり、当院に転院して治療を受けられた患者様もいらっしゃいました。
また、前回は、インフルエンザの早期流行のお知らせとワクチン接種の重要性についてお伝えしました。
しかし、10月9日に当院の外科・循環器病棟において、インフルエンザおよび新型コロナウイルスの陽性が確認された患者様が複数いらっしゃいました。現在、感染拡大を防ぐため、速やかに対応を進めております。
4人部屋では、お一人が感染すると、同室の患者様にも感染が広がる可能性があります。これは、過去の新型コロナウイルス感染症の流行時にも経験したことです。保育園や幼稚園、小中学校などで感染が連鎖し学級閉鎖に至ることがあるように、病院内でも感染が広がる可能性があります。
入院中の患者様は、さまざまな病気の治療を受けておられ、健康なときと比べて感染症の影響を受けやすい場合があります。そのため、感染が確認された場合には、感染拡大防止の観点から、ご家族の面会を制限させていただくことがあります。
大切なご家族との面会を制限させていただくことは、私たちにとっても大変心苦しいことです。しかし、入院患者様の安全と一日も早い回復を守り、ご家族への感染を防ぐためにも必要な対応です。皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
当院では、院内感染防止対策委員会を中心に、日々、感染予防と感染拡大防止に取り組んでおります。また、院内で働く医療従事者のインフルエンザワクチン接種も、ほぼ終了しております。
患者様やご家族の皆様におかれましても、可能な限りインフルエンザワクチンの接種をご検討ください。
新型コロナウイルス感染症についても同様です。
特に、基礎疾患をお持ちの高齢者の方は、感染すると重症化するリスクがあります。ワクチンの効果がメディアで取り上げられる機会は少なくなりましたが、高齢者では重症化を予防する効果が期待されています。
以前のように無料で接種できるわけではありませんが、糖尿病や心臓病、腎臓病などの基礎疾患をお持ちの方は、インフルエンザワクチンとあわせて、新型コロナウイルスワクチンの接種についてもご検討いただければと思います。当院でも接種が可能ですので、ご希望の方はお問い合わせください。
もう一つ、大切なお知らせがあります。2027年1月から、土曜日午後の外来診療を終了することは告知させていただきました。
現在、土曜日の午後に受診されている患者様の中には、2~3か月に1回の頻度で通院されている方もいらっしゃいます。10月に入り、次回の受診が来年になる方もいらっしゃると思います。
今後の通院に支障が生じないよう、次回の受診日や診療時間について、ぜひ担当医とご相談のうえ、2027年以降の通院予定をお決めいただきますようお願いいたします。
今回は、感染症対策と土曜日午後の外来診療終了についてお知らせいたしました。
これからも、患者様に安心して受診・入院していただける病院を目指してまいります。皆様のご理解とご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。
院長通信 Vol.2 インフルエンザ予防と、外来の待ち時間について(2026年9月)
残暑の厳しかった昨年に比べ、今年の9月は、度重なる台風の襲来と秋雨前線の影響により、雨による被害のニュースが連日報じられました。
医療の現場では、インフルエンザの早期流行や、高齢者施設での新型コロナウイルス感染症の拡大などが話題となりました。
当院でも、10月1日からインフルエンザワクチンの接種が始まります。今回は予約制ではありませんので、ご来院いただいた当日に接種することができます。ただし、10月初旬は混雑が予想されますので、あらかじめご了承ください。
ワクチンは、接種してから十分な効果が得られるまでに2週間程度かかると言われています。例年よりも早く感じられるかもしれませんが、流行状況を踏まえ、早めの接種をお勧めします。
さて、話は変わりますが、今回は病院での「待ち時間」についてお話ししたいと思います。
多くの患者様から、診察までの待ち時間が長いことについて、ご意見をいただいております。特に、午前9時半から10時半頃に来院される初診の患者様や、予約なしで受診される再診の患者様は、待ち時間が長くなる傾向があります。
予約制をとっている外来では、予約患者様の診察の合間に、初診や予約なしの再診患者様をご案内することになります。そのため、受付の順番によっては、診察までの待ち時間が大きく変わってしまうことがあります。
なお、次回の診察予約は、初回受診後にお取りいただく形となります。初診および再診の電話予約は承っておりませんので、ご了承ください。
午後の外来は、午前に比べて比較的空いている場合もあります。また、午前の診察をご希望の場合には、すべての外来ではありませんが、一部の診療科では、病院がご案内している診察開始時刻の9時よりも早い8時30分頃から診察を開始しています。
少し早めの時間にご来院いただくことで、待ち時間を短くできる可能性がありますので、受診の際の参考にしていただければ幸いです。
皆様には、健やかに秋をお過ごしいただきたいと願っております。
院長通信 Vol.1 季節の変わり目の健康管理と、当院からのお知らせ(2026年9月)
暦の上では処暑も過ぎ、朝晩には少しずつ秋の気配を感じる9月となりました。
この夏も各地で自然災害が相次ぎました。7月には熊本で大きな地震があり、8月には千葉や北陸地方などで大雨による被害が発生しました。被災された皆さまには、心よりお見舞い申し上げます。
9月に入り、雨の日も多くなりましたが、日中はまだ30度を超える日が続くことも予想されます。暑さが和らいだように感じても、まだまだ熱中症には注意が必要です。
この夏、当院でも、エアコンの効いた室内で過ごしていたにもかかわらず、熱中症や脱水症で入院されるご高齢の患者さんが非常に多くいらっしゃいました。暑い時期はもちろん、これからもしばらくの間は、のどが渇いていなくても意識してこまめに水分を摂るよう心がけていただきたいと思います。
さて、今回は当院の入院について少しお話ししたいと思います。
当院では、外科系の手術や内視鏡治療、循環器科のカテーテル検査などで、週の前半に入院し、週末に退院される患者さんが多くいらっしゃいます。一方、ご高齢の患者さんの場合、ご家族の仕事などの都合から、土曜日の退院を希望されるケースも少なくありません。
逆に考えると、週明けに手術や検査を予定している場合、土曜日に入院していただくことで、ご家族の付き添いや送迎などの都合がつきやすくなる場合もあります。入院の日程についてご希望やご都合がございましたら、遠慮なく担当医にご相談ください。
また、院内掲示でもお知らせしておりますが、来年1月より、土曜日午後の外来診療を終了することとなりました。
入院中の患者さんの検査や手術については、これまでどおり土曜日の午後も行う予定ですが、外来診療については終了となります。そのため、土曜日午後に受診される場合は、休日・時間外診療としての対応となります。
患者さんにはご不便をおかけすることになりますが、より良い診療体制を維持するための変更となります。今後、具体的な対応や詳細について院内で検討を進め、改めて皆さまにお知らせいたしますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
最後に、テレビなどでも報道されているため、すでにご存じの方も多いと思いますが、インフルエンザの流行が始まっています。また、新型コロナウイルス感染症についても、感染者が増加しています。
少し忘れられがちになっている「3密(密閉・密集・密接)」ですが、人が多く集まる場所や換気の悪い環境では、マスクの着用を心がけるなど、感染対策をお願いいたします。また、日頃からの手洗いやうがいなど、基本的な感染対策も引き続き大切です。
まだ暑い日も続きますが、少しずつ秋の気配も感じられるようになってきました。
皆さま、体調管理に十分気をつけて、健やかに秋の季節をお過ごしください。
院長














