1 当院は、厚生労働大臣が定める基準に基づいて診療を行っている保険医療機関です。
2 入院基本料に関する事項
◎急性期一般入院料4(3階病棟、4階病棟)
当該各病棟では、1日13名以上の看護職員(看護師及び准看護師)が勤務しています。
なお、勤務時間毎の配置は次のとおりです。
- 朝8時30分~夕方17時まで、看護職員1人当たりの受持ち数は6人以内です。
- 夕方17 時~朝8時30分まで、看護職員1人当たりの受持ち数は17人以内です。
◎地域包括ケア病棟入院料(5・6階病棟)
当該病棟では、1日13名以上の看護職員(看護師及び准看護師)が勤務しています。
なお、勤務時間毎の配置は次のとおりです。
- 朝8時30分~夕方17時まで、看護職員1人当たりの受持ち数は6人以内です。
- 夕方17 時~朝8時30分まで、看護職員1人当たりの受持ち数は17人以内です。
3 関東信越厚生局への届出事項に関する施設基準等(令和6年10月1日現在)
基本診療料の施設基準等
・医療DX推進体制整備加算
・急性期一般入院料4 (10対1)
・救急医療管理加算
・超急性期脳卒中加算
・診療録管理体制加算3
・医師事務作業補助体制加算1 20対1
・急性期看護補助体制加算(看護補助者5割以上) 25対1
夜間50対1急性期看護補助体制加算 夜間看護体制加算
・療養環境加算
・感染対策向上加算2 サーベイランス強化加算
・データー提出加算1-ロ
・入退院支援加算1、入院時支援加算
・認知症ケア加算2
・せん妄ハイリスク患者ケア加算
・地域包括ケア病棟入院料1 (看護職員配置加算)(看護補助者配置加算)
特掲診療料の施設基準等
・がん性疼痛緩和指導料
・小児運動器疾患指導管理料
・二次性骨折予防継続管理料1 2 3
・下肢創傷処置管理料
・夜間休日救急搬送医学管理料に掲げる救急搬送看護体制加算1
・がん治療連携指導料
・薬剤管理指導料
・医療機器安全管理料1
・在宅時医学総合管理料及び施設入居時医学総合管理料
・在宅持続腸圧呼吸療法指導管理料の遠隔モニタリング加算
・検体検査管理加算(Ⅰ) 検体検査管理加算(Ⅱ)
・画像診断管理加算1
・CT撮影及びMRI撮影
・無菌製剤処理料
・脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅱ)
・運動器リハビリテーション料(Ⅰ)
・脊髄刺激装置植込術及び脊髄刺激装置交換術
・経皮的冠動脈形成術(特殊カテーテルによるもの)
・ペースメーカー移植術及びペースメーカー交換術
・大動脈バルーンパンピング法(IABP法)
・医科点数表第2章第10部手術の通則の16に掲げる手術
・麻酔管理料(Ⅰ)
・看護職員処遇改善評価料40
・外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ)
・入院ベースアップ評価料55
食事の提供に関する事項
当院では、入院時食事療養(Ⅰ)の届出を行っており、管理栄養士により管理された食事を適時(夕食については午後6時以降)、適温にて提供しています。
4 明細書の発行状況に関する事項
当院では、医療の透明化や患者さんへの情報提供の観点から、会計時に医療費の内容の分かる領収証及び個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を発行しております。公費負担医療の受給者で医療費の自己負担が無い方についても明細書を無料で発行しています。
なお、明細書には薬剤の名称や行った検査の名称が記載されます。ご家族の方が代理で行う場合のその代理の方への交付も含めて、明細書の発行を希望しない場合は、会計窓口にその旨を事前にお申し出ください。
5 保険外負担(保険外併用療養費)に関する事項
当院では下記の項目について、その使用量、利用回数等に応じた実費の負担をお願いしています。
「保険外負担一覧表」をご参照ください。
◎特別の療養環境の提供
当院では、以下のとおり特別療養環境室を備えています。
区 分 | 室数 | 床数 | 広さ | 使用料 | 設備 |
---|---|---|---|---|---|
特別室 | 1室 | 1床 | 29㎡ | 33,000円 | トイレ バス 洗面 冷蔵庫 ソファ |
個室A | 3室 | 1床 | 14㎡ | 16,500円 | トイレ シャワー 洗面 冷蔵庫 |
個室B | 6室 | 1床 | 14㎡ | 13,200円 | トイレ シャワー 洗面 冷蔵庫 |
個室C | 3室 | 1床 | 14㎡ | 9,900円 | 洗面 冷蔵庫 |
4人室 | 15室 | 4床 | 8㎡ | 3,300円 | トイレ 洗面 冷蔵庫 |
「特別療養環境室一覧表」をご参照ください。 |
◎入院期間が180日を越える入院
入院医療の必要性が低い患者さんで、一般病棟の入院日数が180日を越えた場合、1日につき2,410円の実費(保険外負担)となります。ただし、難病や重症等の患者さんが入院された場合は、この限りではありません。
入院保証金のお預かりについて
当院では入院の際、規定の入院保証金をお預かりしております。
6 施設基準の規定による院内掲示事項及びウェブサイト掲載事項
◎医療情報取得加算に関する事項
当院では、オンライン資格確認を行う体制を整え、マイナンバーカードを利用した薬剤情報、特定健診情報、その他必要な診療情報を取得・活用して診療を行うことができるようになりました。
◎医療DX推進体制整備加算に関する事項
当院ではオンライン資格確認等のシステムにより診療情報、薬剤情報など取得し、医師が診察を行う診察室などにおいて活用することで、質の高い医療を提供できる体制を整備しております。マイナ保険証を利用したオンライン資格確認のご協力をよろしくお願いいたします。
◎一般名処方加算に関する事項
当院では、後発医薬品のある医薬品について、特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処方を行う場合があります。一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、患者さんに必要な医薬品が供給しやすくなります。
◎手術通則に掲げる手術に関する事項(令和5年1月~12月)
・区分1に分類される手術 | |
ア 頭蓋内腫瘤摘出術等 | 6件 |
イ 黄斑下手術等 | 0件 |
ウ 鼓膜形成手術 | 0件 |
エ 肺悪性腫瘍手術等 | 0件 |
オ 経皮的カテーテル心筋焼灼術 | 35件 |
・区分2に分類される手術 | |
ア 靱帯断裂形成手術等 | 3件 |
イ 水頭症手術等 | 0件 |
ウ 鼻副鼻腔悪性腫瘍手術等 | 0件 |
エ 尿道形成手術等 | 0件 |
オ 角膜移植術 | 0件 |
カ 肝切除術等 | 0件 |
キ 子宮附属器悪性腫瘍手術等 | 0件 |
・区分3に分類される手術 | |
ア 上顎骨形成術等 | 0件 |
イ 上顎骨悪性腫瘍手術等 | 0件 |
ウ バセドウ甲状腺全摘(亜全摘)術(両葉) | 0件 |
エ 母指化手術等 | 0件 |
オ 内反足手術等 | 0件 |
カ 食道切除再建術等 | 0件 |
キ 同種死体腎移植術等 | 0件 |
・区分4に分類される手術(胸腔鏡又は腹腔鏡を用いた手術) | 83件 |
・その他の区分に分類される手術 | |
人工関節置換術 | 26件 |
ペースメーカー移植術及びペースメーカー交換術 | 20件 |
冠動脈、大動脈バイパス移植術(人工心肺を使用しないものを含む。)及び体外循環を要する手術 | 0件 |
経皮的冠動脈形成術 | 9件 |
急性心筋梗塞に対するもの | 0件 |
不安定狭心症に対するもの | 9件 |
その他のもの | 0件 |
経皮的冠動脈粥腫切除術 | 0件 |
経皮的冠動脈ステント留置術 | 77件 |
急性心筋梗塞に対するもの | 23件 |
不安定狭心症に対するもの | 8件 |
その他のもの | 46件 |
7 病院勤務医、看護職員の負担軽減に対策について
当院では、勤務医の負担軽減のため、専従の医師事務作業補助者の配置、看護職員の負担軽減のため、看護補助者の配置を行っております。医師、看護師等とその他医療関係職種との役割分担の取り組みを推進し、負担軽減に取り組んでおります。
【病院勤務医の負担軽減に関する取り組み】
1.医師と医療関係職種、医療関係職種と医療事務員等における役割分担
・静脈採血等の実施 ・入院の説明の実施 ・検査手順の説明の実施 ・服薬指導 ・初診時の予診の実施
2.医師事務作業補助者の配置
3.勤務計画上、連続当直を行わない体制を整えるための計画策定
4.予定手術前日の当直に対する配慮
5.当直翌日の業務内容に対する配慮
6.勤務間インターバル(11時間)の確保
7.複数主治医制の実施
【看護職員の負担軽減に関する取り組み】
1.業務量の調整
・なるべく時間外労働が発生しないような業務量の調整
2.看護職員と多職種との業務分担
・薬剤師 ・理学療法士、作業療法士 ・臨床検査技師 ・臨床工学技士 ・社会福祉士 ・その他
3.看護補助者の配置(夜間配置を含む)
4.仮眠2時間を含む休憩時間の確保
5.病棟クラークの配置
6.多様な勤務形態の導入
7.妊娠・子育て中、介護中の看護職員に対する配慮
・託児所の設置 ・夜間保育の実施 ・夜勤の減免制度
8.夜勤負担の軽減
・夜勤従事者の増員 ・夜勤専従者の採用
8 その他について
当院では、対象の患者さんに生活習慣病管理料(Ⅱ)を算定しております。患者さんの状態に応じ、28日以上の長期の投薬を行うことが可能です。
当院では、入退院支援加算1を算定しております。各病棟に入退院支援及び地域連携業務に係る専任の職員を配置しております。患者さんが安心・納得して退院し、早期に住み慣れた地域で生活や療養を継続できるように、施設間の連携を推進し退院のご支援を実施しております。