理事長・院長の挨拶

　相模原中央病院は、昭和45年に前理事長の中野重徳が当地に救急医療を中心とした病院を開設したことに始まります。平成20年からは髙塚　純が、そして平成25年から、私が病院長としてあとを引き継いでおります。私は外科医ですが、外科疾患にかぎらず、総合的に地域の患者さんの診療および健康管理に責任をもってあたらせて頂きます。

　当院は、外科、内科、循環器内科、脳神経外科、整形外科、ペインクリニック等の一般診療を中心に、年間3000人あまりの新規入院患者さんと、一日あたり400人前後の外来患者さんを診療しています。規模はそれほどでもありませんが、医師同士のコミュニケーションや他のスタッフとのコミュニケーションも良好で、大病院にできないような、個々の患者さんへの細かい対応が可能と考えています。より良い病院として、地域の患者さんのためになる施設を目指しています。

　現代社会は少子高齢化の人口分布からも、高齢者に対しての医療・福祉の充実が叫ばれていますが、がんを初めとする難治性疾患や生活習慣病は未だに克服されておらず、治療と予防の両面の充実が必須であるとされています。このような社会・医療状況の中、当院では診療機能を十分発揮し、地域医療機関と供に地域の皆様の健康維持増進に取り組んでまいります。

　また、私たち職員は、病を患っている方の気持になり、全員が 同じ目線で物事を捉える姿勢と行動力を持ち、病気でお悩みの患者さんあるいはご家族の皆様に、この病院にかかって良かったと喜ばれる病院を目指しております。